こんにちは。オカピです。 夫の転勤で2019年7月から2021年6月までマレーシアクアラルンプールに住んでいました。(現在日本帰国済)妊娠5ヶ月で来馬しマレーシアでの出産を決意!(2019年12月出産)出産編はこちら
ちなみに私の英語力は中3レベル→いくつか海外出産のブログ見たのですが私にとって一番不安な語学力に触れてる方がいなくて・・・誰かの励みになればうれしいです。(駐在妻英語を学ぶ編もぜひご覧ください) そんなへっぽこ主婦のマレーシアでの出産と育児の記録です。
予定日に入院決定
検診の経過と検診費用については、別記事にてご紹介しています。(検診経過と費用編)
出産予定日の検診まで何の兆候もなく、元気いっぱい妊婦だったオカピ。ほんとうに産まれてくるのだろうか・・・と一抹の不安を覚え、このままずっとお腹の中で大きくなって破裂するんじゃ・・・とかありえない妄想をしていた40週目(笑)
予定日3日前の検診で、ドクターから
「次の検診でもう少し羊水量少なくなってたらそのまま入院して次の日誘発して産んじゃおう!」
と言われ、いよいよ感がでてきました。
予定日の検診を迎え、羊水量が減っていたのでそのまま入院となりました。入院するつもりでキャリーケースに入院準備グッズを詰め込んで持参していたので、慌てることなくてヨカッタ!
検診のお会計を済ませたら、案内の人が入院手続きの場所まで案内してくれました。
こんな感じ。
ちなみに、サンウェイメディカルセンター内にはファミリーマートやスタバなんかも入っていて便利です!
入院手続き
入院手続きは、パスポートを確認されて入院する部屋はこれでいい?てなことを聞かました。(ここから先は通訳さんいませんでした)
カウンターの人:「プロモーションで通常は1泊450RMの個室が、今だと150RMよ!ここでいい?」
オカピ夫婦:「うん」
いつもこのプロモーションやってるんだろな~と思いつつ、言われるがままにOKした後、デポジットをお支払いしました。ちなみに普通分娩(無痛分娩あり)でデポジット6000RMでした。退院時に足りなかった分の差額を支払いします。(カード可)
お支払い後、手続きをするカウンターで30分くらい待たされた後お部屋に案内してくれました。
ドキドキ。。いよいよ産まれるんだ
病院のお部屋とアメニティ
ナースステーション到着。身長と体重を計測し名前などを確認されました。
看護師さんたちよろしく!!みんな優しそうでよかった。。。案内されたお部屋はナースステーションの真ん前でした。
入院したお部屋は広さ十分!!このベッドの奥にソファベッドがあって、旦那も一緒に寝ることができました。
個別のシャワールームもあり、テレビもついてて(マレーシアのTVなので見てもチンプンカンプンだった。見たことある洋画を雰囲気で観賞)とっても良いお部屋でした~
ただですね、、、アメニティがほぼありません。ホテルじゃないもんね。そうだよね。
ご覧の内容のアメニティです。どんな口の大きさの人が使うんだ!ってぐらい大きな歯ブラシセットと、タオル、くし、シャワージェル。以上です
以下必要だと思うリストです
- バスタオル(旦那分も)
- ドライヤー
- スリッパ
- パジャマ(妊婦状態から産後も使えるやつ)
- 下着
- 靴下
- 化粧水など
- 旦那が寝るための上にかける何か
- ひまつぶしの何か
出産までの流れ
夕方に入院
部屋到着後、すでにお腹がすいて限界だったオカピ夫婦は看護婦さんに
「Can I walk around?」(その辺歩いてきてもいい?)ってつたない英語を振り絞って伝えるも、産婦人科の先生回ってくるからそのあとにしてね。って言い放たれ、ひもじく待っておりました。
待っている間に、看護師さんからお部屋の説明をされました。ナースコールはここね。ベッドのリクライニングはココで調節するのよ。TVのスイッチはこれよ!OK?
という感じです。OK、OK!その英語わかるよ~!大丈夫!I understood!!
その後、体温・血圧などを測定
そして、問診・・・・えっ。。ちょっと何言ってるかわかんない。
病院で使われる用語、まったくわかりませんでした。いつもなら、わからなくても適当にYESとか言うんですが、間違いがあっては困るので看護師さんとgoogle翻訳フル活用で会話。聞かれてた内容は、
- アレルギーがありますか?
- どこかの病院などで血液検査した結果持ってるか?(血液型確認のため?)
- 既往症はありますか?
- 手術歴はありますか?
これって、、産婦人科のカルテに書いてないのかしら・・とか思いつつ母子手帳に書いてあった既往症や手術歴を必死に説明するオカピ。担当の看護師さんの英語が聞き取れなくて汗。
ヒアリング大事・・・というか、慣れですね。聞きなれておくと聞こえるようになるみたい。
病院で初めて知った英語
苦労したやり取りの中で、出産・入院生活で初めて知った英語をご紹介(低レベルなのでご了承を。間違ってたら教えてください)
- Give birth・・・出産
- Delivery・・・これも出産
- Due date・・・出産予定日
- Normal delivery・・・普通分娩
- C-section・・・帝王切開
- Epidural・・・硬膜外麻酔のこと。無痛分娩の時使う
このあたりは調べて出てくるので予習してたし、検診でも出てくるのでわかってたやつです。
- Pass motion・・・うんちする
- Poo・・・うんち(幼い言い方)
- Pass urine・・・尿をする
- Pii・・・尿(幼い言い方)
- Lochia・・・悪露
- Discharge・・・退院
思い出せる範囲で、このあたりが初めまして英語でした。
陣痛がくるまで
お部屋で一通りのチェックが終わって、18:00くらい。はらへった~~~と旦那はファミマとサブウェイで食糧を調達。私の分は、食事が運ばれてきました~!どんなご飯かな?ワクワク
ワクワクするほどのご飯ではありませんでしたが(失礼)普通においしかったです。で、明日のメニューを選んでね。って言って紙を渡されて、明日のご飯を選びました。3パターンくらいから選べるようになっていました。これはうれしい!
明日の朝は、ホットケーキにしよっと♪
あと、マレーシアあるあるですが必ず飲み物に「MILO」(ミロ)あります。こちらでは「マイロ」と発音するのですが、完全栄養ドリンクだと思っているのかみんな飲んでます。もちろん病院のメニューにもマイロあり!
ご飯を食べ終えて、シャワーに入りました。
水圧よし!温度よし!清潔度よし!
はぁ。さっぱりした~。バスタオルは入院セットに入れてたので良かったのですが、ドライヤーがない・・・。えーん。贅沢は言わない。だってホテルじゃないからね。
一度看護師さんが来て、胎児の心拍を機械で確認してくれました。問題無し!明日、朝ごはん食べたら陣痛促進の点滴をするね。とのこと。
うわ~いよいよじゃん!!明日の夜には人が一人増えてるんだ~不思議だな。
というのんきな感想を抱いて就寝。。。
AM3:30ころ
陣痛らしき痛み到来!!本当に陣痛なのか確かめるため痛みの間隔を計る。10分おきだ!これは陣痛だ!
旦那を起こす。
「ねぇ。」
「・・・・・・・」
「ねぇ!」
「・・・・・・・・・・」
「ねぇ!!!」(ゆさぶる)
「あっ!どうしたの?」
(やっと起きたか)「陣痛きたみたい。ナースコールするわ」
ナースさんが来てくれた。
「Maybe labor pain is coming. Every 10min.」(たぶん陣痛が来ています。10分ごと)
と伝えたら、分娩室に移動したい?って聞かれて(えっ。そこ希望制なの?)と思いながら「YES」と言って移動となりました。
日本だと、分娩直前で分娩室に移動するみたいですが、こちらだと割と早めから移動できるみたいです。旦那も入れます。
分娩室に移動
分娩室はこんな感じです。ベッドの背景がなぜか満開の桜の花。産む人は全く見えません(笑)
分娩室に移動して、子宮口の開きを確認!
「6cmだね」
「麻酔の先生呼ぶね~」と言ってナースさん手慣れた感じで対応してくれました。そう、オカピ無痛分娩希望です。だって痛いじゃん。
こちらでは無痛で産む人、帝王切開で産む人が多いです。だって痛いじゃん。
陣痛が痛みを増してきました。そろそろ2,3分間隔かな。これ無痛じゃない人すごすぎる。今ですら痛い、痛すぎる。麻酔の先生、全然来ない・・・は、はやく。痛みで息が止まるぅ・・・
「painful!」(痛い)ここから先、ほぼこれしか言わなくなるオカピ。笑
麻酔の先生到着
麻酔の先生キターーーーーー!!!
「I’m waiting for you!!!!!」と叫んだ。先生クスって笑って「OK,OK~」みたいな感じ。
麻酔科の先生が硬膜外麻酔を処置してくれます。背骨の隙間から針を刺して固定してそこに麻酔薬を少しずつ入れていく麻酔です。下半身だけ感覚がなくなります。
ベッドの横に座るように指示されて、クッションをかかえる姿勢で丸まって針を刺されました。
(あれ・・・なんか長くない?)
(先生ちょっとてこずってる感ある)
旦那がちょろちょろして集中できなかったのか、先生に退室して外にいてと言われる(笑)その後10分ぐらいでしょうか、無事針の固定完了。そんなに痛くはなかったかな。
先生いわく、オカピの背骨の隙間が狭くてうまく刺さらなかったらしいです。
ふう。これで痛みから解放か~と安心する
右側だけ麻酔が効かない!!!
徐々に効いてくるから安心してね。って言われて、麻酔の先生退室。うんうん。少しずつ痛みが弱まっている気がする・・・・
左側だけ!!!
右側痛いままなんですけど~陣痛激しくなってきて超痛いんですけど!!!麻酔の先生!!戻ってきてぇえええ
先生どころか、子宮口開くまでナースさんもたまにしか来てくれなくて
「Right side still peinful!!!!」
とナースさん来るたびに訴えるオカピ(必死)この時点でたぶんAM6:30ぐらい。
麻酔の先生、私服で再度登場!!(帰るとこだったんかーい!)
右側だけ痛いと訴えると、神経の経路が入り組んでて麻酔薬がうまく届かないことがあるのよ。みたいな説明をされて(たぶん)、直接背骨の間から注射で麻酔薬を注入してあげるわね。とさわやかに言って処置してくれました。
その後右側の痛みはうそのようになくなり、颯爽と去っていく麻酔の先生が天使に見えました。
いざ分娩
おなかすいたな・・・。楽しみにしてた朝ごはんのホットケーキ食べられないな
痛みから解放されてのんきにそんなことを考えながら、子宮口が開くのをまっておりました。
AM7:30
助産師さん登場。ベテラン感漂う、優しそうなチャイニーズ系の方。
子宮口10cmになったから、次の陣痛でいきんでいいわよ。と言われる。てきぱきとベッドの足部分が外れ、かかとを置く足置きが設置されていきます。
いきみ方を教わります。ベッドの横の棒を握って、手前に引く感じで腹に力を入れなさい。との指示
「OK!」
無痛のため、いつ陣痛が来てるかいまいちわからない。「今??」「そう、今よ!」みたいなやり取りでいきんでみます。なかなか降りてくる感がしない。。。難しい、いきむの。
産まれる直前までは先生呼べないよ~と言われ、分娩室には助産師さんとオカピ夫婦のみ。こんなもんなの?普通もっとナースさんとかいると思った。静かな戦いです。
いきむのが下手だったのか、1時間くらいいきみ続ける。。
産婦人科の先生が来た!ナースさんも来た!
「Push!push!!!!!」(いきめ!)
「Harder!Harder!!!!」(もっと強く!)
「stronger!stronger!」(もっと強く!)
と言われ続け、股になんか挟まってる感じがして、そこから3いきみぐらいして、ズルっ!!!と
産まれましたーーーー!!!
AM 9:49 息子、爆誕!!祝!!!
出産後の処置
感動というか、おわったぁああ===という安堵感。赤ちゃんは、へその緒を切られて(希望すれば旦那がカットすることも可能)いろいろされて、ぐるぐる巻きになってました。
見えてないけど、下の方では先生がお股を縫ってくれておりました。
その後先生退室。初乳を与えるために助産師さんが私の横に赤ちゃんをセットしてくれました。
20分くらいそのまま。その後赤ちゃんは新生児室へGO!私もベッドのまま病室へ運んでもらいました。
出産、まじ大変。でも無事に産まれてくれてよかったよぉ。
そんなクリスマスイブでした。
退院・費用編につづく・・・
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